第2話・島田秀平くんの❝嫉妬を極める力に❞
今回も島田秀平君の…ちょっとイー話(^^)
改めまして、木曽さんちゅうのマンスリートークライブ『木曽さんちゅうと〇〇さんvоl.4』の話から♪
このライブをやることになったキッカケは主に3つあるんです。
①会場である北綾瀬のライブハウスTOYBOXのオーナーさんにとても世話になってまして、ご恩返しの意味合いで。
②昨今、私自身芸人仲間(先輩含め)との仕事があまりないので…感覚を維持しときたくて。
③地元を盛り上げたい。
まぁ、こんな感じ。
こと②に関しては…色々思うところがあるんです。
私、芸人って本当に真面目で勤勉だと思ってるんです!
“島田秀平”と聞いて、イメージするのは…やっぱり手相になりますでしょうか。
素晴らしいことです、やはり芸能界で生き抜いて行くためには“ブランディング”は大事な要素。
島田くんはその“ブランディング”に成功した芸人さんの1人です。
島田くんのコンプレックスとは?
ライブでの話題で。
島田「正直、ちょっと胸張れないようなところがあるんですよ」
木曽「どういうこと?」
島田「僕は結局、漫才とかネタで勝ったことがないんですよ」
木曽「いわゆるM-1とかR-1、キングオブコントみたいなコンテストで?」
島田「そうなんです、やっぱり勝ちたかったですからねぇ」
島田くんが以前組んでた漫才コンビ“号泣”に関しては…前回の項を参照下さい。
号泣はM-1で準決勝という、あと一歩のところまで昇りつめながら、決勝の大舞台に立てず解散したコンビ。
私自身、少し重なるところがあって…私自身、やはりコンビ時代にM-1で決勝の舞台に立つことなく終わった人間。
ネタで勝てないことを踏まえ、“謎掛け”という飛び道具にスウィッチ。
これは私自身、ずっと抱え続けていることなんですが…『M-1グランプリ』や『キングオブコント』、『R-1ぐらんぷり』で活躍し、今に繋げている…サンドウィッチマン、バイきんぐ、じゅんいちダビッドソン、ナイツ、U字工事、すぎちゃん、、、尊敬の念とコンプレックスと嫉妬が混濁した、勿論それは自分が至らないだけなんですが…だからこそ上記の面々に“追い付かなければ!”という気持ちがとても強いんです。
しかしながら、島田くんは…そのコンプレックスを糧として努力した人なんです!
皆さんがご存知の手相は…あくまでその手始め(2つの意味でになっちゃいましたが)。
今や占いは手相以外にも習得していますし、他にも都市伝説、怪談。パワースポットといったスピリチュアルなジャンルの持ちネタは山の如し。
まさに八面六臂の大活躍である!
トークライブの話に戻ろう。
じゃあそんなあらゆるジャンルの話を時間の時間の余す限り喋っただけかと言ったらそうではなく、“根本はお笑い芸人である”という基本軸。
前回書いた通り、とにかく礼節に関しては非の打ちどころのない島田くん。
しかしながら、ステージに上がると…毒舌もあるし、(一応先輩的な位置にある)私のこともガンガン突っ込むしイジって来る!
トークの流れで“整理整頓芸人”コジマジックくんの話が出て、その後あろうことか島田くんのことを“小島君”と呼んでしまった私。
そこを逃さず拾う島田くん!
そしてしっかりポンコツ扱いして笑いに変えてくれる島田くん!
「そんなんだからコンビ解散すんだよぉ!」
ドカンッ!!!!
もう、おんぶにだっことはこのことである。。。
もう一点、島田秀平という芸人が素晴らしいところ。
開演前、もう打合せなんて必要ありません。
昔話に花咲かせてた時、ぽろぽろと出て来るんです。
しっかり私の近況をチェックして来てくれてるんです!
これってメリットあってデメリットなし!
相手が自分のことを知ってくれてるという事実は相手の気分を良くしますし、内容もより深い話が出来るのでクオリティーが上がりますし、逆にNGがあった場合のトラブル回避も出来る!
私も普段からここは強く意識して仕事していますが…本当にイー事ずくめですもんね(^^)
本当に素晴らしい“芸人さん”です!
今後、手相や都市伝説だけでなく…また何か思いもよらぬ新機軸で我々のことを楽しませてくれることでしょう(^^)
※こちらの記事は2018年1月3日に紹介したこちらの記事を加筆・修正したものです。